株の流動性のリスクについて経験を元に解説していきます
流動性が低いとは

株式投資などの投資を行う場合に流動性は以前説明したキャッシュフローと同じくらい重要です。
流動性とはその資産がどれだけ出回っているか、売買されているかを表しています。
流動性が低いとは簡単に言うと株などを買ったり売ったりする人が少ないことです。
つまり株の売買における出来高が少ない状態のことを言います。
出来高や流動性が低いとどうなるの…
流動性が低いとどうなるか

流動性が低いとどうなるのか教えるね
流動性が低いと言うことはつまり誰からも注目をされていないと言うことです。このことが及ぼすリスクについて考えていきます。
値動きがあまりない
短期売買やスイングトレードなどにおいてこれは致命的です。よく耳にする日経平均の銘柄は1日でかなり値動きをします。
しかし中には株価の上下が数円しか動いていない銘柄もあります。
仮に株価が下がってしまっても本当に中々上がってきません。そして値動きが少ないということは誰からも注目されていないと言うことです。
例えばアイドルグループを想像してもらえばわかると思います。当然ですがメンバーによって人気の格差があります。
なぜ格差が生まれるの??
それは注目度に違いがあるからだよ
注目されているから人気があり、人気があるからみんなが注目されています
株式投資で考えると…
人気のある銘柄だからみんなが買います。そして買いたい人が多いために相対的に株価が上がっていきます。
株価が上がるからみんな買って、みんなが買うから株価が上がります。
人気のない銘柄というのは極端に出来高が少ないです。
トレンドの企業であったりすると一時的に出来高が増えることはあります。しかし、ひとたびトレンドではなくなると見向きもされません。
こういった傾向が強い銘柄は基本的に値段が安い傾向にあります。
※発行済み株式数をみて判断してください
ただ長期で保有して配当や優待などの利益を得たいと思う場合は特に気にする必要はないと思います。
希望価格で売買できない
どうして希望価格で売買できないのか。それは需要と供給のバランスが合っていないからです。
極端な例ですがこんな板を見たことはありませんか??
売数量 | 買数量 | |
1100 | 104 | |
2000 | 103 | |
400 | 102 | |
1800 | 101 | |
1000 | 100 | |
99 | 200 | |
98 | ||
97 | 3000 | |
96 |
100円で売りたいと思っても100円で買ってくれる人がいなければ約定することがありません。
このような状況になると買いたいと名乗りを挙げてくれる人が現れるのを待つ。もしくは妥協して少し安くして売るしかありません。
100円で買いたい
90円なら買ってもいいよ…
こんな状況になってしまいます。
- 値動きがあまりない
- 希望価格で売買できない
流動性の低い銘柄を購入するときの注意点

長期的視野で購入
長期的視野で購入をするのであれば短期的な値動きを気にする必要はありません。ただその際は業績をしっかり分析して購入してください。
値動きがあることが予想できる
もちろんこれはインサイダー取引などの法律違反のことを意味しているわけではありません。
つまり普段は出来高は少ないがこれからトレンドになることを予想し事前に買っておくのです。世の流れを分析することが重要です。
業績で判断して買った株式であれば自信を持って値が下がったとしてもナンピン買いをするべきです。
コロナ流行前に買った配送関係の株が買値の3倍近くなっていたよ(>_<)
びびってさっさと売ってしまった・・・
余裕資金で買う
これは流動性云々の話ではなく投資は余剰資金でやるべきです。短期間でレバレッジをかけて信用取引をすれば儲かるかもしれません。
しかし、信用取引は儲かるのも早いですが損失が拡大するのも早いです。
今の生活を維持しながら、時間をかけて雪だるま式でマネーマシーンをつくっていきましょう。
- 長期運用が前提
- 値動きがあることが予想できる
- 投資は余裕資金でリスク回避
まとめ

デイトレードやスイングトレードでチャートを分析して株を買う場合値動きがないことは致命傷になりかけます。
長期的視野で見るのならチャートを分析する必要はなくむしろ業績を決算書などを見て判断しなくてはなりません。
ちなみに決算書は企業のホームページにあるので誰でも見ることができむす。
これからも一緒に勉強をしていましょう。
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