今回は「金持ち父さん貧乏父さん」という本を紹介&要約します。 本の内容を短い文章で簡潔にまとめたつもりです。
実際に本の内容を詳細に知りたい方は購入するのもお勧めです。


お金の流れの読み方を学ぶ

「金持ちは資産を買う、貧乏人の家計は支出ばかり、中流の人間は資産と思って負債を負う」
なかなか強烈で耳が痛い言葉ではあります。実際に私の周りにはここで定義されている中流の人間しかいません。
私の父は典型的な「貧乏父さん」のようです(笑)
少し極端にも思えるかもしれません。
しかし、この本ではお金の流れや使い方を理解することの重要性を教えてくれます。
- 資産:銀行口座にお金を入れてくれる
- 負債:銀行口座から出ていくもの
この資産と負債の違いを理解してその流れを把握するために、会計学的な視点で理解することが大切なのです。
簿記を学ぶ意義

お金の流れを理解するためには簿記や会計の知識が欠かせません。
「貸借対照表・損益計算書」と言われて何のことかわからない人も多いのではないでしょうか?
この本は少し簿記の知識があればより面白く感じることができます。私も少し会計の知識があったのでより深く読めました。
簿記の勉強すればお金に関する基本的な動きを学ぶことができます。経理では働く予定がなくても必要な知識だと私は感じました。
例えば営業マンが簿記や会計の知識があれば取引先の財務諸表を理解することができその会社と本当に取引をすべきか判断材料のひとつになります。


本当の資産とは何なのか

本当の資産とは何なのか??
- マイホーム
- 車
- 高級時計
これらのものは資産ではないとキャッシュフローの流れから説明をしています。
本書では本当の資産をこのように説明しています。
- 自分がその場にいなくても収入があるビジネス
- 株
- 債券
- 収入を生む不動産
しかし場合によってはマイホームや車、高級時計も資産になることもあります。リセールバリューを考えて購入するのはいいかもしれません。
感想

実際のこの本を読んでみて少し極端な考え方だと感じることも多々ありました。しかし簿記の学習の重要性や幅広い知識は必要だと感じました。
みなさんも一度読んでみることをオススメします。サラリーマン思考から抜け出すきっかけになると思います。
****追記*****
資産運用の本をたくさん読みましたが、やはり王道は税制優遇制度などを利用した長期投資が無難です。アメリカなどの指数に連動しているものがいいと思います。
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