今回は「2025年を制覇する破壊的企業」という本をレビューします。
この本を買った直後に中田敦彦さんのYouTube大学でも動画が公開されその動画も楽しみながら見ました。
- 【2025年を制覇する企業①】GAFAだけじゃない…世界最先端11社(The Companies Set to Dominate in 2025) – YouTube
- 【2025年を制覇する企業②】飲み込まれる業界と必要なスキル(The Companies Set to Dominate in 2025) – YouTube
GAFAをはじめとする大企業に私たちは逃れることができません。現在でもAppleやGoogleなどがない世界は考えられませんし誰も戻れません。
最近ではAppleが電気自動車業界に参入することが大きく報じられていました。Appleのイメージとはまったく違う業種のように思いますよね??
これから2025年を制覇する破壊的企業の中からいくつかピックアップして分析していきたいと思います。
2025年を制覇する破壊的企業一覧

①アップル
②ネットフリックス
③マイクロソフト
④テスラ
⑤インポッシブルフーズ
⑥ロビンフッド
⑦クラウドストライク
⑧ショップファイ
アップル:人間の五感を占拠

アップルの製品は無駄にオシャレだとは思いませんか?
本書で登場するアップルカードもかなりおしゃれです。
しかもアップルカードでは利益を求める必要がなくデータを集める手段でしかないのです。既存のクレジットカード会社が恐怖を感じるのは無理もありません。
私自身もApple製品を使っており購買基準として「オシャレだから、かっこいいから」という要素もありApple製品を買っています。
I love Apple product
ネットフリックス:2億人以上の嗜好に合わせる

ネットフリックスの利点は映像の質とオリジナル番組の制作だと思います。私自身もネットフリックスのオリジナル番組を見ますが、かなり質が高いと感じています。Amazonプライムと比較してもデータ容量が少なく高画質でダウンロードすることができます。
将来的には ディズニーのような エンターテイメントサービスに進出する可能性があると言及しています。
キャラクタービジネスの著作権による半永久的な所得の獲得は企業にとってもうまみしかありません。
皆さんも不労所得を求めて株式投資や不動産投資をしている方も多いと思います。
マイクロソフト:スマートシティのOSの覇者になる

マイクロソフトはB to Bへのビジネスです。逆にAmazonやGoogleはB to C向けへのビジネスモデルです。
一時期業績が悪化していきましたが、サブスクリプションサービスにより単年1万円程の契約にシフトしその結果信頼を取り戻し気づけば株価は10倍にまで戻りました。
テスラ:東京大阪間時速1000kmのリニアでつなぐ

電車の2倍早く40%安いタクシーが広まると予想しています。タクシーの料金の大半が人件費である現状自動運転になれば安くなるのは当然です。
新幹線に代わりリニアが走るようになればドル箱路線と呼ばれる東京~大阪を繋いだら日本の鉄道会社は大打撃を受けることは間違いないでしょう。
イーロンマスクはエネルギー問題大気汚染の解決を目標にしています。そもそも電気自動車が世の中のトレンドだからと売り出そうとしているわけではないということです。
イーロンマスクの存在がこそがテスラの強みであると言えます。自伝や記事などを読みましたが魅力的な人物で世界を変えてくれるような予感がします。
コロナ禍の株高もあってかテスラの時価総額がトヨタの時価総額を超えました。
インポッシブルフーズ:ベジタリアンだって肉の食感が欲しいを実現

「食業界を大革命が起こす」
アメリカではビーガンなど肉を食べない人も増えています。それは動物愛護や虐殺などにも問題に起因しています。私もマウスを使って実験をしていますが動物実験も将来的には出来なくなる可能性があると言われています。
一方でお肉を食べたいという願望もあります。一度でも食べたことがあればいいお肉のおいしさは忘れられませんよね。
その要望に答え原材料が大豆であり肉の食感に近いものがもうすでに発売されています。価格も牛肉に比べるとかなり安く有害な化学調味料も入っておらず栄養価も高いです。
またテクノロジーの力で酒などの熟成期間を短くしようという試みであることに驚きました。短時間で質の良いお酒が安価で発売される日が近いかも知れません。事実、サントリーが一時期買収しようとすらしていました。
100年前に人間が牛を放牧する姿が想像できたでしょうか?
ロビンフッド:証券業界初の売買手数料無料投資が当たり前の世界を作る

業界を180°変えたユニコーン企業です。アメリカの若者はゲーム感覚で投資を楽しんでおり携帯で簡単に操作できるため爆発的に利用者が増えています。
売買手数料無料になったことにより他の大手証券会社も無料にせざるを得ない状況になっています。日本でも大手証券が社の価格の競争が進んでいます。
インターネット証券もかなり便利ですが契約書や申込書などさまざまな手間がかかります。仮想通貨などの購入もできる点からも利便性の高さがうかがえます。
クラウドストライク:1億総テレワーク社会のトリガーになる

日本で結局テレワークが進まなかった原因はセキュリティの問題だろうといわれています。
そのセキュリティの問題をクラウドのセキュリティを保護するという観点で解決しようとしている企業です。また指紋認証や物理的なセキュリティ仕組みの仕組みを加えてされに強化されています。
日本でもすでに導入している企業があり、どんな企業でもサブスクリプションという形で月900円で導入することができます。
ショップファイ:10兆円ベンチャamazonと楽天を破壊する

Amazonや楽天に出店して売れるとその分手数料取られるためAmazonに出店しないと宣言し自社のブランド力を活かして自社ECサイトを充実させている企業もたくさんあります。
その規模はどんどん大きくなっています。日本で言うと最近CMにもなっているBACEなども同じシステムです。コロナウィルスの影響も追い風になって個人が簡単に自社ECを作れるようになってきています。
この本を読んでの感想

日本では知る機会が少ない海外の企業や変化について、具体的な事例が色々と紹介されています。 2020年でコロナの影響で日本でもテレワーク活用など様々な働き方や生活が激変しました。
2025年は更に大きく変化していることは間違いないでしょう。私たちはAppleへの囲い込み製品や自動運転の時代が来ることを2000年代に予想は出来ていた人は少ないでしょう。その変化に気づくヒントを得るためにもこの書籍を読んではどうでしょうか。
またこの本で何度も登場してきた言葉があります。
「人工知能、自動運転、Cloud、サブスクリプション」などのキーワードには今後も注目して生活をしていきたいと思います。
そこから生まれる投資のチャンスもあるかもしれませんよ。
個人的にはイーロンマスク率いるテスラと代替肉の産業に注目しながら生活していきたいと思います。
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