今回は日商簿記検定に合格するための必須アイテムである電卓に焦点を当てた記事になっています。合格するために必須の機能をまとめましたのでゆっくりご覧ください。
記事の最後には私が実際に使用している電卓も紹介しています。
商工会議所公認の持ち込み可能な電卓とは

- 計算器具(そろばん、電卓。どちらかを1つ)を使用しても構いません。ただし、電卓は、計算機能(四則演算)のみのものに限り、例えば、以下の機能があるものは持ち込みできません。・印刷(出力)機能・メロディー(音の出る)機能・プログラム機能(例:関数電卓等の多機能な電卓、売価計算・原価計算等の公式の記憶機能がある電卓)・辞書機能(文字入力を含む)(注)ただし、次のような機能は、プログラム機能に該当しないものとして、試験会場での使用を可とします。日数計算、時間計算、換算、税計算、検算 (音の出ないものに限る)
※商工会議所ホームページから引用
かなり長い文章で書かれていますが、理系学生お馴染みの関数電卓などの公式機能などが付いている電卓は使用できません。
私は理系学生なので関数電卓で受験しようと試みましたが関数電卓が使えないことが発覚してしましました。
キーロールオーバー機能

キーロールオーバー機能とは簡単にいうと早打ち機能のことです。入力時にキーを離すことなく途中でも次のキーを押しはじめても入力することができる機能です。
そのため早く正確に計算ができます。
実際に問題を解く際に100万を電卓で打つことはザラにあります。日商簿記3級では億の単位までゼロを打つことがあります。
1,000,000 (6個)
10,000,000 (7個)
100,000,000 (8個)
かなりの数のゼロを打つことになります。キーロールオーバー機能が付いていない電卓はとにかくおすすめできません。
メモリー機能

メモリー機能とは『覚えさせたい数字や計算の結果を記録させる機能』のことです。
メモリー機能で使うボタンは次のとおりです。
- M+(メモリープラス):メモリーに数字を足す。
- M-(メモリーマイナス):メモリーから数字を減らす。
- RM(リコールメモリー):メモリーの数字を呼び出す。
- CM(クリアメモリー):メモリーを消去する。
ここでは具体例は省きますがこの機能がないと計算結果をその都度メモを取らないといけなくなります。
時間を節約するためには必須の知識です。
おすすめの電卓
先日、100均でも電卓が500円で売っていました。どうしても予算がない場合や試験の際に忘れた場合はその商品でもいいかもしれません。
ただ私の経験から少し値段が張ってもいいものを買うべきだと思います。先ほどから挙げているような機能がないものは小さなストレスが溜まり計算ミスや凡ミスに繋がってしまいます。
値段が張るといっても3000円前後です。楽天で買い物をよくされる方でしたら月に何度か開催されるお買い物マラソンに参加して買い周りをすればかなりお得に買うことができます。
簿記3級は税理士試験、会計士試験など会計系資格の土台となる基礎資格であり、高みを勉強を進める可能性があるのでしたら自己投資の一環で良いものを買うべきです。
また、受験生が使用する電卓には定番があります。例えば電卓のメーカーはSHARPのCASIOが有名です。私は実際にSHARPの電卓を使用しています。
SHARPの電卓
①EL-VN82-AX
こちらの電卓は実際に使用していますが、使いやすいですし試験でも問題なく使えました。
③JS-20WK-N
このサイトで紹介した電卓ならどの商品でも試験では問題なく使えます。参考にしてみてください。
資格試験を受けようと努力してしているあなた最高ですよ。
共に最善を尽くしましょう。
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