【 完全版 】決算書の読み方 | 5つの利益の基礎の基礎

管理人
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こんにちは!!ブログマネちる.comの管理人のよしです。

今回は決算書の基礎の基礎を一緒に勉強していきます。

売上純利益とは

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売上純利益とはなにか。決算書には必ず書いてありますよね。式で表すとこのようにあります。

売上純利益=売上高ー売上原価

この式からわかるように売上純利益を上げるためには会社の売上高を増加させるか、売上原価を減らすかどちらかです。

そもそも売上高・売上原価とは何か具体的な例で見ていきましょう。

1本150円のジュース=売上高

仕入れ費用50円=売上原価

これを見ればわかりやすいですが売上純利益は差額の100円になります。

営業利益とは

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営業利益とは簡単に言うと本業がうまくいっているかを表す指標になります。式で表すとこのようになります。

営業利益=売上総利益ー販売費及び一般管理費

販売費及び一般管理費とは家賃の支払いや社員の給料など経営をするためには必要不可欠なものです。

売上総利益から上記のような諸経費をの差額が営業利益となり本業での利益を表す指標となっていると言えるでしょう。

具体的な例で販売費及び一般管理費を表すと生きていくためには食べるものだけあればいいのかと言うとそう言うわけにはいきません。

住む場所の家賃、光熱費、交通費などなど上げればきりがありません。上記にようなものが販売費及び一般管理費を示しています。

これらのことから繰り返しますが営業利益は会社の本業がうまくいっているかを示す指標であると言えるでしょう。

経常利益とは

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経常利益とは何なのか同じく式で示します。

経常利益=営業利益+営業利益外利益−営業外費用

管理人やこのブログの読者もおそらく資金に余裕があるからこそ運用をして収益を出そうします。逆に資金に余裕がない場合は銀行から借り入れを行なって経営をしています。

具体的にあらわすと営業外収益とは会社にお金に余裕がある場合銀行に預ければ利息や株を買って運用したりする際に得たインカムゲインやキャピタルゲインなどのことをいいます。

営業外費用とは銀行からお金を借りれば返済までに払わなければならない利息や大きな会社であれば社債を発行して資金を直接集めることが可能であり社債には当然利息が発生するのでこれらのお金に計上されます。

税引前当期純利益

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税引前当期純利益とは経営利益に特別経費(固定資産の売却に伴う利益、災害等による損失)を計算することができます。式で示すと下記のようになります。

税引前当期純利益=経営利益+特別利益ー特別損失

特別経費とは上記で示したように毎年発生するような利益や費用ではなく数年に1度しか発生しないような臨時の利益や費用の計上のことを言います。

当期純利益

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これでいよいよ最後になります税引前当期純利益から法人税などの税金を引くことによって求めることができます。式は下記のようになります。

 当期純利益=税引前当期純利益ー法人税など

これまで説明した4つ利益からわかるように当期純利益こそ会社の真の利益となり決算書の損益計算書の最後に示されているものになります。

まとめ

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今回は損益計算書の5つの利益についてまとめてみました。最初にも述べたようにこれはある種管理人のメモ的な要素もあり毎回混乱してしまい調べてしまうのでいつでも見られるようにまとめてみた次第であります。

決算書はホームページや各証券会社によっては視覚的にわかりやすく示されており過去の決算など見ることができます。

そこで決算書を読み取る力をつけまた同業他社の業績を比較することにより良し悪しを判断することが可能となります。

これからもリテラシーを向上されみなさんと共に成長していきたいと思います。

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